国際会議でアメリカはユタ州のスキー場に滞在中。午前のセッションが11時に終了し、アフタースキーセッションが16時半に始まるといういわゆるスキー会議。若者はせっせと滑りに行っている模様だけど、時差ボケもあって気分が乗らず今日はまったりと過ごしております。
それにしても、、、今回の会議参加にしても前回の共同研究立ち上げ@ベルリンにしても、ラボの出張手続きがとてもフレキシブルで、どーして日本のシステムはあんなに融通が利かないんだろう??と疑問に思うこと然り。
例えば日本から会議出席のために出張する場合、日程は会議が始まる直前に到着、終了後すぐさま帰国というのがデフォで、前後泊するには正当な理由とその証明となる文書の提出が必須。片やこちらでは「ボードするんでしょ?折角だから延泊してエンジョイしておいで!」とボスから薦められるほど。もちろん延泊にかかる宿泊費は自腹だけど、何の説明も必要ないし期間の上限もない。これは研究員だけでなく学生も同様なので、遠征出張となると一ヶ月程度の休暇にしてしまうのが普通。
出張での宿泊費用に関しても、日本だと職位と宿泊先によって上限額が決まっていてその範囲内で収まるように宿を探し、足が出た場合は自腹。交通費の計算方法等もしっかりお作法が決まっていて文書化されている。ベルリン出張に際してこちらでのお作法が分からず、秘書さんに何か制限があるかと尋ねたら「特にないけどまぁ常識的にね」と言われた程度で、ボスに至っては「そんなことは気にしないでいい。ベルリンは楽しい街だから良いホテルに泊まりなさい!」と。。。
まぁうちの場合、ボスがお気楽な人である上にラボの運営が国や大学のお金ではなくでcharity fundingで成り立っているから融通が利くのかもしれないけど、日程の延長なんかはお金の出所に関わらずほとんどの国でOKなようだし、なんで日本だけあんなにキチキチなのかなー?
とは言え、日本のシステムが悪いとは思わないんですけどね。実際こちらは自由過ぎて、非常識なことやるなぁ、、、と思う人も多々いるし、それでちょっとトラブっている人も。最初に日本のラボで身を以て「モラル」を学んだことは私にとってプラスになっているし、そういう点では今のボスに信頼されているから「自由にやっていいよ」と言われてるんだしねー。
3/03/2009
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4 comments:
日本は「仕事」として捉えてて、諸外国では「研究」と捉えられてるからちゃう?
確かに「科学」に関する考え方が違うなーとは思うねぇ。特に英国では科学に対する評価が高いし教育も熱心ような気がする。「子供の頃の君のscientific idolは誰だったの?」とか聞かれて答えに詰まる自分がいましたよw
日本はもっとキチキチになるかもね?
景気後退で企業も寄付を出し渋りそうだし、政府は本腰を入れて国民生活を守ろうという姿勢が見えないし。
住み難い世の中になりそうよ。
こっちはこっちで、自由が利き過ぎてボスが何でも出来てしまうということも判明。
某教授は、スキーに行ってその後の会議に遅刻した学生に激怒し、出張費を自費で出させたそーな。おーこわ。
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